南米原産の唐辛子を起源として二千年以上前から栽培されてました。現在のピーマンはアメリカで品種改良されたものです。
唐辛子は体を温めますが、品種改良されたピーマンやパプリカはその作用も弱くなりますが、血行を促進したり、気持ちを落ち着かせる作用や胃の働きを良くして食欲増進の効果があるとされています。
緑色、赤、黄色カラフルな色にはビタミンCやβ-カロテンが豊富で風邪や夏バテ予防、がん予防にも効果があります。緑色は未熟なものであるので、完熟させてから収穫するパプリカにはビタミン類がより多く含まれます。
苦味が気になる時はピーマンのヘタをちょっと見てみましょう。五角形より六角形の方が時間をかけて栄養を吸収しているため、苦味が少ないと言われています。